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  • 2007.09.25 Tuesday
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おいしく見えるやきものの色は?

五彩

 やきものにまったく興味のなかった私が、昨年5月には「家族旅行へ行こう」と周囲を説得し、佐賀県有田で開かれていた陶器市を訪れました。そして、有田駅前のメーンストリートの両側にびっしりと並んだ店の商品を手にとり、「もう、いいかげんにしたら」という家族の声を尻目に、お皿やお鉢選びを心ゆくまで堪能してきました。もちろん、にわか陶芸ファンの私には、掘り出し物をみつけるといった選択眼はなく、この器ならどんな料理をつくって盛り付けをすると、料理が引き立ち、美味しくみえるのかをいろいろと想像しながら、そのイメージにぴったりのお気に入りの器があれば、価格や重さとも相談しながら購入するのです。こうした作業が予想以上に楽しくて、最近はすっかりハマってしまっています。

 私が急に陶器に関心を示すようになったのは、陶芸家である友人から やきものには粘土でつくる陶器と、陶石(石の一種)でつくる磁器があり、この製法や使い方の違いといった基本的なことを教えてもらい、しかも、全国にあるやきものの産地によって色合いや形、手触りなどにそれぞれ特徴があって、そうしたポイントを覚えるだけで見分けがつけられることなどがわかってきたからです。

 また、美濃焼きや唐津焼きなどに代表される陶器は、土の色を生かした素朴で味わい深いものが多いのに比べて、有田焼きなどの磁器には色彩が豊かで華やかさがあり、実用品だけではなく装飾目的でつくられるものも少なくないそうです。たとえば、有田焼きの古伊万里や柿右衛門の色づかいは、赤や青にゴールドを加えたバランスのいい色彩、加賀百万石の九谷焼きは、赤、青、紫、黄、緑の五色を使った九谷五彩なども華麗な磁器で芸術品と呼ぶにふさわしい風格を漂わせています。

 このような器に料理を盛り付ける場合、どちらかといえば素朴な味わいをもつ陶器にはカラフルな料理を、色彩豊かな磁器にはシンプルな色の料理を盛り付けるとバランスがとれてより美味しそうに見えると思います。私が好きな陶器のひとつである信楽焼きは、室町時代から茶道具として発展してきましたが、明るいブラウンやベージュの落ち着いた色合いは、カラフルなパスタ、彩りのある野菜の煮物などがよく似合います。

 わが家の自慢の器は、陶芸家の友人である金正郁さんにつくっていただいた白磁の片口で、お酒を入れても、料理を盛り付けても不思議な存在感があり、食卓を引き締めてくれるような気がしています。


元ネタ

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